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【No.1088】秋のおはなし会向け絵本のつづき…10月13日


きのう12日のプログラムで、考えてみると、私は2冊しか読んでいない。4冊もパートナーにやってもらってしまった。
しかし、導入、中休み、結びの遊びを担当するので、バランス的にはそのぐらいの割合がちょうど良い。そして、当初用意しておくプログラムの流れや、子どもたちの途中の様子を見ながらの本の差し替えや見切りなどは、強引なところのある私が判断させてもらってしまうケースが多いので、なるべくパートナーにたくさん読んでもらった方が良いのだ。

この会も、導入は『ばけばけ~どん!』を利用。紙しばいは、やはり導入には便利。いかにも「イベントをやりますよ」という雰囲気を作り易い。
子どもたちに参加してもらうような台本になっていなくても、呪文やら掛け声やらが入っていれば、「それを一緒に言ってみようか」と声掛けして参加してもらうことが大切。親にその場にすわっているように言われ、「これからずっと座って、いい子でおはなしを聞いていなくちゃ」というプレッシャーを感じている子もいるので、「一緒に遊ぶ場所なんだ」と思ってもらうことが必要。

「食欲の秋」本ばかり集めたプログラムなので、次はリアルなサンドイッチの絵が素晴らしく、文章量も少なめの『おまかせコックさん』をやってもらう。小人たちが大きなサンドイッチを作るという設定である。
プログラムの最初の方で、『ばけばけ~どん!』の子ぎつねたちや、この小人たちのように、見ている子どもが感情移入しやすいキャラクターを扱っている本を使う方が、自然におはなしの世界へ連れて行ける。いきなりシュールな本は厳しいものだ。
おまかせコックさんは、フランスパンにはさむ様々な具材を順番に用意していく。パートナーは、この本についても掛け合いで、「これは何かな?」と問いかけながら進めていた。原則、著作権上は文章を忠実に読んで再現すべきであるが、「親が子に読んであげるときのやりとり程度であれば許されることだ」というのが私の見解。

つづいては、またまた『ふしぎなでまえ』で、これはじっくり読み込み、じっくり聞いてもらうように進める。そして中休みの手遊び。
後半は、『いもほりよいしょ!』という折り込みページや小さなページがある仕掛け絵本で、こういう本もあるのだと見せる工夫をして、「よいしょ! よいしょ!」と掛け声を誘う。
見ての通り、かわいらしく甘い感じの絵柄なので、『わにわにのごちそう』というインパクトある絵、短くサクッと終えられる内容で、笑いを誘いながらリラックスしてもらい、アクセントづけをしておく。
そして、最後に大型絵本を使って、すでに親世代も知っているロングセラーとなった『どうぞのいす』をやさしく読んでもらう。出てくる動物たちの善意の絵本なので、心を温めてもらって余韻を引き摺りながら、終わりの遊びをごく短くかませてお開きとする。

『どうぞのいす』は普及版はピンク色の枠が表紙に入っているが、この大型絵本では、その枠がないのにお気づきだろうか。
大型絵本はイベントの〆として納得の行く道具。家での読みきかせとは違う体験ができた、別の体験をさせることができたという満足につながると思うので、極力活用している。

他にも、とても小さな子が多いというような場合に備えてスペア本を持参していくものだが、相当読みきかせに慣れている子たちが集まった場合に備えて持参したのが『はたけしごとにとりかかろう』『うしさんおっぱいしぼりましょ』の2冊。
前者はハロウィンもの。畑でかぼちゃを育て、かぼちゃの身を使ってパイやクッキーを焼いたあと、ランタンを作るという流れを追っていて、知識的な要素もある絵本。
後者はナンセンス。牛にイチゴを食べさせておっぱいをしぼるとイチゴ牛乳ができ、バナナを食べさせるとバナナ牛乳、氷を食べさせると何とアイスクリームができる。それで、大鍋のシチュー作りのためにたくさんのおっぱいをしぼったら、牛がしぼんで小さくなる。みんなが困っているところに楽隊がやってきて、牛は楽器と楽隊のメンバーを食べてしまうのだ……!
作者と画家が違う絵本であるが、作者の穂高順也氏は最近ちょっとチェックしている。『ぼくのえんそく』という絵本でも、意外性のあるシュールな設定と展開があり、それが外れすぎてなくて良かった。『ふしぎなでまえ』の妖しい雰囲気向けの子どもたちでなかったら、この『うしさんおっぱいしぼりましょ』に差し替えようと用意しておいた。
『ふしぎなでまえ』『うしさんおっぱいしぼりましょ』などは、小学校の読みきかせで何か1冊というとき、低学年で使える本だ。「何かを教えてあげる」という本もいいが、そういう役割は先生方がやってくれるわけで、PTAとしては、こういった本で頭を柔かくさせてあげる、教室を楽しい雰囲気にして、いっしょに楽しんだという一体感を持たせてあげることができれば成功というのが1つの考え。

おばさんたち、結構、知恵を使って流れを考えているのよ。
あんまり考えないで、ただ読みたい本を読んで帰るおばさんもいるんだけどね。
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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
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http://biwa.blogtribe.org/を、
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