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【No.1084】ル・クレジオは苦手…10月10日



苦手ならスルーすれば良いのですが……。

ノーベル文学賞も日本時間の昨夜発表され、現代フランス文学の大御所ル・クレジオ氏が受賞。
さすがに、文学賞まで日本人で今年度は5人輩出――ということはなかった。けれども、まだ、平和賞が残っていますか。文学については、今、日本で受賞に値する人がいるかどうかは疑問。私、川端康成のほかに誰が受賞したかを思い出そうとすると、三島由紀夫に安部公房と思いついてしまうけれども、そうではなくて大江健三郎氏なのですよね。

ル・クレジオはパパがイギリス紳士で、ママンがフランスのマダムという、ご当人も素敵な紳士ですよね♪
でも、残念ながら、彼の文学作品、こと小説にはどうも相性が悪い。
唯一、読んで何か書いてみる気になったのは、『アフリカのひと』という上左端の父のことを書いた本。書影から飛んでいくと、紹介文があります。あまり大したことは書いていない気がしている。
その下の『黄金の魚』は読んでみたけれども、強烈な印象を残すものではなかった(私にとって)。つらい目に遭った少女の話が順当に書かれているという印象だけで、何か書くまでの心の動きに至らず。
そして、大著の『はじまりの時』、『偶然』は、何か文体(と言っても日本語訳でのことですが)に入り込んでいけず、途中リタイアしている。
もっとひどい話があり、先日たまりすぎた本を処分していたときに、日本では割に有名な方の作品である『海を見たことがなかった少年』の文庫本を迷いなく捨てました。未読のまま……。カバーを傷めてしまった上、古びてしまっていたので、ブックオフでも売れないだろうと考えた上での廃棄である。どうせ家族も読まないだろうとも思った。ごめんなさい。

今、調べてみて、下右端の『歌の祭り』というノンフィクションなら読めそうかもしれないと思ったけれども、200ページ余りの本で3000円もするなんて……と引いてしまった。図書館ででも借りようか。
できれば、河出書房新社で代表作の1つの『大洪水』をこの機会に文庫化してもらえれば、買いたいと思う。

ノーベル賞はやはり、結構動きますね。
昨夜bk1で見たとき、24時間内発送や2~3日以内発送のステータスだったものが、取り寄せステータスになっている。また、図書館の予約ステータスも見てみたら、最近刊の『はじまりの時』を中心に予約が入り始めている。
けれども、店頭に積むために出版社に注文が入っても、それが売れるかどうかが1つのハードルであり、さらに、読まれるかどうかがもう1つのハードルであることは言うまでもない。
読まないで捨てるという残酷な人間もいる(笑)。

本って、案外過酷な運命を負っているかもしれない。いや、私のような不届き者が、過酷な運命にしてしまっているのかもしれない。
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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
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