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【No.1059】ファミリーツリー…8月7日

広島の原爆投下時刻にテレビ中継で伝えられる鐘の音を聞きながら黙祷をして、ブラジルの予言者ジョセリーノの「東京で巨大地震」予言当日であることにいささかびくつきながら、ビルマ、インド、マレー半島を舞台に展開する、20世紀のある家族のサーガ――ゴーシュ『ガラスの宮殿』(新潮社)を読了して……。
そのほかの時間、昨日は「すぐにでも身軽に引っ越せるよう家内を徹底して片付けるキャンペーン」という、ひとり企画・ひとり実行キャンペーンの一環でせっせと動き回っていた。
それで夜、眠りにつくときに、それらがすべて影響しているのだと思うが、「いざというとき、息子が誰を頼れるのかが分かるように、明日簡単に家系図を書いてみよう」と思いついた。
「いざというとき」というよりは、たぶん彼が、自分にはいとこが何人いるか、彼らの名前は何かという全体を把握し切れていないと思ったのだ。数えてみると、私の7人のいとこに対し、彼は8人ものいとこがいる。しかし、うち3人とはほとんど付き合いがなく、そのなかの2人とは面識がない。

趣味的には、トルストイやフォークナー、マルケス作品などの本を並べてみると、それっぽい雰囲気が出る。『楡家の人々』『血族』など日本の小説もある。また、話題のリチャード・パワーズの新作『われらが歌う時』も、ユダヤ人と黒人が結婚して作った家族の話らしいので、そういうラインナップにしようかとも思ったが、こういう実用書ってやはりあるのだなあと感心したもので挙げておく。

それで今朝、ひと通りの家事(5時40分~10時過ぎぐらい)を片付けたあと、ちょちょいちょいとメモをしてみた。それほど大袈裟なものではなく、息子の曾祖父・曾祖母ぐらいまで分かれば良いだろうという程度のもの。しかし、最近、意図的に親戚付き合いをしないこともあり、自分サイドの方ですでに正確な名前が分からないものがぽろぽろ。
妹の連れ合いの名前は分かるが、漢字はこれでよかったのだろうか。
息子の曾祖父、つまり私の母方の祖父はかれこれ40年近く前に亡くなったが、はて、名前は何だったか。
私の女性の従姉妹は計5人いる。彼女たちの苗字がどう変わったかは知っているけれども、連れ合いの人のファーストネームはほぼ全滅だ、分からない。年賀状のやりとりも、自分たちの名前だけでしているしなあ。……というようなお粗末な具合である。

まるで余計なことかもしれないが、皆の現在の居住地やら学歴、職業などをメモ程度に書き添えると、何となく自分がどういう出なのか分かって面白い、面白いというのは語弊があろうがイメージしやすいと考えたけれども、これ、ちゃんとやると面倒だよと思い、清書には入っていない。
私自身の場合、結婚前ぐらいまでは親戚の羽振りが良いというか何というか、伯父・叔父さんたちの職業もそうそうとしたもので、保証人の類いには困らなかった。だが、正直、息子の親戚は世間的見栄としてはパッとしていない感じなので触発されることもなさそう。出世と幸福は別物とはいえ……。

そして家人、これはまあ名刺だけ見れば見栄も張れないこともない程度の肩書き。私に至っては、一応もっともらしい名刺は持っているけれども、実質プー太郎なので、これもまた、しょぼい。少なくとも年譜を作成しておいた方が良いというような一かどの人物ではないので、ファミリーツリーについても、パソコンに入力して清書などという真似はせず、いつ捨てても良いようなメモを充実させるぐらいにするつもり。

子どものとき、何かの折に親戚縁者を図に書いてもらったことがある。
「あなたの戸籍はきれいになって本当に良かった」と母が言っていた。父の方の戸籍の状態が何やらひどいものであったらしく、一族に「呪われし者」ではないが素行・経歴のよろしくない人物も何人かいたようで、また、父その人もどうであったかというと、決してご立派ではなかった。
結びはやはり、本人が自分で育てる能力、人品、そして人との縁と幸福だということになろうか。
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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
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