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【No.1408】ペリカンと結ぶ友情『ターちゃんとペリカン』




絵本作家ドン・フリーマンと言えば、クリスマス・シーズンによく書店に並べられる
『くまのコールテンくん』でしょ。
『ダンデライオン』も『しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです』なども、楽しい作品。
こちらの公式サイトも素敵。

この『ターちゃんとペリカン』は1961年の作。古き良きアメリカ絵本の匂いがする。
どういうところが?
たとえば色合い。
たとえば大自然の中でのびのび遊ぶ子ども。
たとえばゆかいな事件が起こって、それがうまいこと解決して安心するという展開。

ペリカンというのは強烈な印象の鳥。
動物園でも人気でしょう、あの大きくて不思議なくちばしゆえ。
動物園に行ったら、子どもにぜひとも見せてあげたい動物の一つ。
……私がもう一度、若い母親であれたならば。

毎夏、家族とキャンプに訪れる海辺で待っている、友だちのようなペリカン。
ことしは魚つりに初めてトライするターちゃんに、ペリカンが鮮やかな魚とりの様子を見せてくれるけれど、
見せてくれたあとに飛んでいってしまう。
ペリカンが帰ってこないか待っているうち、潮が満ち、ながぐつが流され、
ターちゃんは魚ではなく、ながぐつを釣り上げなければならないことになる。
それで一つは釣り上げられるものの、かたっぽはどこかへ行ってしまう。

潮が引き、夕暮れがせまってきたものだから困っていると、ペリカンが目の前に現れる。
「いたいた」っていう、うれしさもあるけれど、ペリカンの大きなくちばしの中には、
さらにうれしいものがかくされている。
そして、そこでハッピーエンドというシンプルな筋なのではなく、ふたりの友情が
より一層しっかりしたものになるエピソードで結ばれる。
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テーマ : 絵本
ジャンル : 本・雑誌

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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
「本のシャワーにさらす肌」
http://biwa.blogtribe.org/を、
こちらに引き継ぎます。

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