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【No.1039】コーティング…6月21日


最初はとても実用的な話になる。
定番絵本『スイミー』は、涼しげであるし季節物でもあるし、図鑑が2冊並んでいるのも色気ないので、レイアウト上の彩りで単に入れてみただけ。

左右の図鑑をオンライン書店bk1でオーダーするときに、フィルムコート加工を指定してみたのが届いたのだけれど、やはりいいですね、これ。
bk1の工作員ではないですが、あやふやな知識で説明すると、ここんちは図書館流通センター、略称TRCの一事業部なのである。TRCは図書館に納入する本の「装備」、つまり、ラベルを付けたり、帯を外して切り貼りしたり、表紙にポリエチレン(でいいのかな?)のコーティングなどを行ったり、新刊を選書して各地の図書館へ納本する、知る人ぞ知る優良企業(そしてほぼ専売……。帳合はトーハン)。
東急ハンズのような店に行けば、本の表紙にぺたーっと貼るコーティング材料は売っていると思うけれども、自分で貼ってうまく行くかどうか分からない。それでbk1に頼むと、1点につき120円の加工でやってくれるというサービスがあるのだ。材質も、つるりしているのではなく、少しエンボスが入っていて、いい感じだ。

あまり派手に宣伝していないけれども、この加工は市販品でもっと注目されても良い。
例えば私が今回入手した図鑑は、アウトドア関係の老舗・山と渓谷社の人気シリーズ「山渓フィールドブックス」の2冊。このシリーズはダイビング&シュノーケリング、バードウォッチングやきのこ・山野草採り、昆虫採集、花や木などの植物観察など、野外で遊ぶ人がターゲットの図鑑なのだが、「使う」本なので耐久性がほしい。表紙がコーティングされているって、多少の耐水性もあるので便利だ。
野外活動に持ち出すほかにも、工事現場で使う本やら、料理のレシピ集、ハウツー本のたぐいなど、耐久性がほしい本っていろいろあるのではないか。お店や待合室に置いておくムックやらマンガやら……。何かあちこちに営業して歩けそうですよ、私。
******
きのうの中途半端な話を少し補足すると……。
自分にも多少そういう嫌いがあるので、自己完結型の人間、とりわけ芸術家肌(イコール芸術家でなく、あくまで「肌」ね。つまり社会性をあまり気にかけない求道的な気質というか何というか)の人間に注目するし、そういう人に惹かれる。
それで、芸術にはほとんど関係のない、ある人のブログ(この呼称、実はあまり好きでないのね。響きが垢抜けないじゃない。それでたいていweblogと書くようにしている)を眺めていて、「おお、こういうジャンルでも、やはり技術水準が上がって行くと、限界を切り拓こうとポテンシャルに挑もうとする人がいるのね」と感じ入っていた。
ただ、そういう人の発信するものって、フレンドリー風に書いていても、どうしても自己完結している雰囲気が漂っていて、寂しいような感じもあって、それが何か嬉しかった。「同じ血を感じて」といったところかもしれない。

ただ、自己完結の良いあり方というのは大変に難しいとも思った。
元サッカー日本代表の中田英寿を例に挙げると、彼のW杯をもっての引退という幕引きは、私には「すげっ。偉大なる自己完結」という感じで好ましかった。本当のところはどうか知らないけれど、その自己完結――自分が「よし」と思った物語を、あまり周囲を省みずに完遂させてしまうということなのだが、そういう傾向を含めて彼の性格が良さそうだとはとても思えない。
でも、性格が良い人が好きというわけではなく、ある種の性格の悪さが好ましい、どちらかというとそういう方が魅力的ということもあり、性格の悪そうな中田が、誰にも文句をつけられないほど必死で走り抜き、武士のようにプレーする姿が好きだったのだ。
それが拝金主義のような「自分さがしの旅」なんかをテレビ番組にしちゃってさ(しばらく前に放映していたものです)、それも沢木耕太郎の『深夜特急』みたいな精神性に支えられた真の旅でなく、何でもありの旅なんかして、あの自己完結性はどこへ行ってしまったのだろうと残念であった。旅こそ、もっと自己完結的に結んでほしいものであったよ。
ファッションもなー。ファッションリーダーは、SMAPの草なぎくんみたいな子に任せておかないとダメよ。さりげなさがないといかにも成金だもの。タキシードも北沢豪やらラモスみたいに似合わないもの。
やはり一番似合うのは鍛えた肉体にサッカーのユニフォームなのだから、芸術家肌のプレーで、自己完結の物語を大切にコーティングしたままでいてほしかったなあ。自己完結の鏡として……。

何か、中田ネタにずれてどうでもいい話になりました。
ついでに言うと、最近の若い兄ちゃんのリリー・フランキー的な伸ばしっ放しの髪にちょびヒゲって、どんなもの?
あの清潔感のなさからだけ判断して、リリー・フランキーって読んでみたいとも思わないのよね。今ごろ「ウッドストック」やってんじゃねぇ、と言いたくなる。「ウッドストック」は劇場で2回にテレビで1回観ていますが……。
<この項つづく>
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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
「本のシャワーにさらす肌」
http://biwa.blogtribe.org/を、
こちらに引き継ぎます。

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