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【No.1163】200グラム680円…6月14日

月に一度のパターン的日曜日のはずだった。
おはなし会を某所で行い、パートナーとミスドでドーナツを食べながらお喋りを楽しみ、電車に乗って帰ってくる。駅構内のスーパーで買い物をする。そこには好物の「サクサクアーモンド」という菓子があり、よそでは見かけないので必ず買って帰る。
それから少し離れた公園に停めておいた自転車で家を目指す。
「自転車プラス電車」なので、ちょっと違うが一応パーク&ライドなのである。

しかし、よくよく考えると、きょうはパターンが少し崩れていた。
ミスドで頼んだDポップはリニューアルされたため、中身が違っていた。
お喋りを楽しむつもりが、「夕方は雷雨」という予報の通り、雲行きが怪しげだったのでかなり早めに引き揚げた。
スーパーからまっすぐ帰れば良かったのだが、プランターの植え替えが必要なものが放置状態であることが気になり、これまで買い物をしたことのない、公園入口の花店でいくつか花の苗を買い求めた。
ちなみにこのお店、ロケーションがおしゃれなので、よくテレビドラマのロケにも使われるらしい。

ご主人にアドバイスをもらいながら花を決め、支払をしようとしたところで、「あっ」とご主人が叫ぶ。視線は私の後方へ向いている。
何が起きたかと驚いて振り向くと、

こいつが、私の自転車のカゴに止まっているではないか。
何をしているのかと思って近づくと、何と、エコバッグのなかにくちばしを突っ込んでいる。
「こらっ!」と追い払うと、さあーっと飛び上がったのだが、くちばしの先に何やら赤い切れ端が……。
「ああっ、牛肉、牛肉をやられた~」
とショックで呆然。

実はエコバッグの口をしっかり縛っていなかったのである。
なぜかと言うと、花店に寄っていたくせに、切り花のしゃれたのをスーパーで見かけたので、それをすでにエコバッグに入れていた。花がくしゃっとつぶれてはいけないと思い、いつもは持ち手の部分を結ぶのに、きょうは結んでいなかったのだ。

カラスは向いの家の屋根にひらり舞い上がり、そこで肉をくわえ直した。
「おい、ちょっと降りて来い。サシで話をしようぜ」という感じであったが、きゃつにはまったくその気がなく飛び去って行った。
エコバッグの中を見ると、結構奥の方に詰め、しかも薄いポリ袋に入れていたというのに、そのポリ袋の口をめくり、トレーに張ったラップにくちばしを突っ込んでつまみ出した跡があった。

「牛肉だわ。牛肉をやられた~」と、花店のご主人に言いながら、前にサッカーの練習をしているところへ行き、やはりスーパーの袋を自転車カゴに入れておいたら、そこにカラスが止まって悪さをしようとしていたのを見たことを思い出した。そういうこともあるというのを経験したのに、すっかり忘れていたのである。
ご主人は、「カラスはよく知っている。前には、食パンをやられた人がいた」と言っていた。自転車のカゴには何かおいしいものが入っている場合があるというのを知っているのだ。悔しいことに、カラスの方が経験を生かせるので利巧ということになるではないか。
しかし、「食パンをやられた人がいた」って……。何の慰めにもなりはしない。

自転車のカゴには、他にも積んであったものがある。カラスが見向きもしなかった、おいしくないものは次の6冊である。おいしかったものの値段は見出しの通り。群馬産牛であった。



<この項つづく>
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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
「本のシャワーにさらす肌」
http://biwa.blogtribe.org/を、
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