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【No.1160】雑記あれこれ…6月10日

◇『1Q84』が100万部だってー、すごいね。
イスラエルの受賞スピーチは、何かのロビー活動ではなく新刊PR活動だったのねと納得してしまう。いや、その時は、作家として何か一石投じたいという純粋な思いがあったのだとしても、「文藝春秋」に寄稿した時点で、PR活動に転化させてしまったように思える。それでは「うまいな~」と言われても仕方ない。
「壁に卵」の話をしたかったなら、受賞辞退でコメントとして出すことも可能だったのだから……。もっとも、辞退していたとしてもPRにはなる。天がPRの機会を与えてくれたのだな、きっと。新潮社のために……。

先週土曜に77万部と聞いたときに、「すごいことになっているなあ」と思い、amazonを見たら上巻に54件のカスタマーレビューがついていた。それが昨日は71件になっていて、行く行く1500件ぐらいになっていくと、どんどん削除されるのかどうなのかが気になった。
amazonの場合、カスタマーレビューだから、本を読んでいないのに、このたびの出版についてコメントしている人もいれば、途中まで読んだところで一言もらしている人もいて面白い。「書評」と銘打たないから、そういうのもありなのだと思った。

レビューをいくつか読んでいて、「空気さなぎ」という名の人が出てくると知り、正直「つまんな~い。寒くないか」と感じ、引いてしまった。『ねじまき鳥クロニクル』の最初の2巻あたりまではファンとして結構熱心に読んでいたのだが、3巻めが遅れて出て少しムッとした。
「空気さなぎ」なんて団塊おやじギャグみたいな名づけをせず、「壁当玉子」とでもしておくれと、お母さん、怒っちゃいましたよ。

それから他のレビューで「IQが84の人の話かと思った」というような内容のものがあったけど、実は私も5月末に新宿紀伊國屋南店にまるで倉庫の中の災害支援物資のようにどーんと積んであるのを遠巻きに眺め、同じように感じていたことを思い出した。
ドストエフスキーのような小説ということなので、あと6巻ぐらい出ることになると面白い。さらに第Ⅱ期を講談社に移して続けるとか。

売れているのは、『ぐりとぐら』のように親子2代にわたって、という感じなのだろうか。原因分析を「クローズアップ現代」でやることに期待。

◇図書館で借りてきた大人感覚の2冊の新刊。

左『空の飛びかた』は『リスと王さま』『リスとはじめての雪』の2冊で素晴らしいデッサン力を見せつけたドイツの絵本作家メッシェンモーザーの新作。
装丁に城所潤さんって、いい装丁家を起用している。確かに、題字や見返しの処理などセンス抜群である。
空から飛んできたペンギンに出くわした中年男性が、そのペンギンとしばらく過ごす話。前2作よりさらにミニマム化が進み、鉛筆線の躍動が楽しめる。が、デッサンはさらに進化、というよりシンプル化できる余地ありと見た。
地味だ、地味な本だ。読者や用途を考えると、思いつかない。中高生の課題図書にするか、数少ない絵本愛好家の蔵書か。

右『ほしにむすばれて』は、谷川俊太郎・絵本の新作。たなばた物である。小さな男の子が星の好きだったおじいちゃんのことを思い出しながら、夜空を見上げる。
「宵の明星」「夏の天の川」「月の満ち欠け」「火星」「土星」などが各見開きに描かれていく。星についての著書が多い画家えびなみつる氏が、細かく星空を描いている。自然科学ジャンルでなく、おはなし仕立てでリアルな星空の絵というのは珍しい。そういう意味でユニーク。話は年長ぐらいからでも分かるものだと思うけれども、絵と合わせて楽しめるのは小学中学年ぐらいからだろうか。

2冊とも、読みきかせではなく、ひとりで眺めて楽しむ絵柄であるかと思う。

◇ちょっとした知り合いが本を出した。

渋谷の奥座敷である円山町(うちのすぐ近所にお住まいの森田芳光監督の実家料亭もこのあたりだったと聞く)は元花街だが、最寄駅は神泉駅、そこにある「開花屋」という超繁盛店のオーナーシェフである丹下輝之氏の料理本である。
店はわいわいがやがやの雰囲気で、外国人客に大人気。私が前に行ったときも、雨だというのに外国人グループが傘をさして席の空くのを待っていた。場所柄、東大駒場の関係者も多い模様。

実は丹下氏の息子さんが、サッカークラブでうちの愚息と一緒であった。うちのとは違い、ボール扱いがしなやかで、パワーもすごい選手であったが、一度このパパ輝之氏が練習に遊びに来た時、走るスピードのあまりの速さに私はびっくりしてしまった。厨房じゃ、そう走り回れないと思うのだが……。
丹下氏は、かの「料理の鉄人」にも出るとかいう話があったと聞く。デパ地下に出店しているような店のおにぎりやアイスクリームの開発にも関わった経歴あり。
こちらがお店のホームページ。どこかに顔写真は出ていたかな。見るからに、うまいものを作りそうなお顔をしている。また、店が繁盛して当然というお顔でもある。お子さんはうらやましいことに4人いるのである。
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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
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