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【No.1158】雑記あれこれ…6月6日

◇たまに書店でリチャード・ブローティガンのこの写真を見かけると――この写真は『アメリカの鱒釣り』の他、藤本和子『リチャード・ブローティガン』という評伝にも使われているが、「どうして『南こうせつ』がここにいるのだろう?」と思ってしまう時がある。


◇梅雨を意識する時季に思い出す吉行淳之介『砂の上の植物群』であるが、この雰囲気のある極めて詩的な題名――ロレンス・ダレル『アレクサンドリア四重奏Ⅰジュスティーヌ』を読み始めてすぐのところに下のような一節があり、それをヒントに考えついた題名なのではないかと推察しているが、実際のところはどうであろう。
吉行がロレンス・ダレルやヘンリー・ミラーのような作家たちに感化を受けたということは十分に考えられることであるし……。

ぼくは記憶の鉄鎖をひとつひとつたぐって、ぼくたちがほんの僅かのあいだいっしょに住んでいたあの都会へ戻って行く。ぼくたちをおのれの植物群と見ていたあの都会、ぼくたちのなかに争いを巻き起こしたあの都会――その争いは彼女のものにほかならなかったのに、ぼくらは自分たちのものだと思い違えたのだ。愛するアリクサンドリア!
(高松雄一・訳)

父君が編集担当をしていたというこのシリーズ、坂本龍一氏も読んでいるのであろうね、きっと。

◇金曜日、「お天気も悪いし、かったるいな」とぼんやり電車に揺られて通い仕事に向かおうとしていた。
割に近くのところで、自分より少し下の年代とおぼしき主婦グループが楽しそうにお喋りしながら盛り上がっていて、「朝から元気な人たちがいるわい」とちらちら、たまに見るともなくぼんやり見ていたら、そのうちの1人がふいに背後から近寄ってきて、「びわちゃん、びわちゃん」と声を掛けてきたのでびっくりした。

というのは、「びわ」というのは、バーチャルの世を忍ぶ仮の姿であり、リアル世界では私は別の名の人間であるからだ。
「だ、だれだっ。私を『びわ』と生声で呼ぶのは?」と思ったら、もう1年以上も会っていなかった息子の小学生時代のママ友であった。陽気で前向きで、非常にしっかり者で好きな人なのである。

息子たちの中学受験時期に、模試の成績は4科目揃って点が取れず、必ずどれか1科目で失敗したり、尚且つ、模試を受ける度に偏差値が上下するということもあったりでタイプが似ており、互いに説明会を聞くべき学校が絞れず苦労した戦友でもあった。
「このぐらいのレベルのところで、どこかいい学校ない?」というように、見てきた学校の情報交換をしたこともある。
朝から元気な主婦グループは、それから学校説明会に行くということであった。ママ友は、今度は今年5年になった下のお子さんの方のための学校見学らしい。受験界は数年で変化するので、1人目で勝手が分かっていたとしても、新しい情報収集は欠かせないのだと拝察する。

うちの息子の学校はどうなのかということも、終点に到着するまでの間の短時間でポイントを絞ってコメントをしておいた。説明会の印象と入ってからの対応があまりに違う学校というのも多くある。「そういうのがなくて、入ってみてからの満足度が高かったわね」というのが息子の行っている学校のママ友20人以上との共通認識である。
「第一志望者じゃなかったけれど、かえってラッキー」というのは、子どもたちも感じていることのようだ。

「びわちゃんの、ネットでたまに見ているからね」と別れ際に言われ、何で知っているのかが分かった。
ミクシィに登録しているという話をしたことがあったので、しっかり者は、それでしっかり辿ってきたのであると思う。
ちなみに彼女、実に堅実にしているのであるが、かなりの有名人の妻なのである。まあ、かわいいブランドのバッグは手にはしていたけれども……。

◇オーラたっぷり本といかしたハードボイルド本を読了。記録を残しておきたい本が増えている。

◇きょうは学生時代の友たちと、ほんの少し贅沢ランチをしたあと、大学へ行き散歩。
きれいに整備され、新しい建物も次々建っている様子に驚く。「経営がうまく行っているのだね」と感心。
勉学にふさわしいキャンパスの雰囲気なので、子どもに行ってもらってもいい気になったが、そこでもまた再び学力が、偏差値が足りない雰囲気が……。

話題で盛り上がったのは、こちらに詳しい、大人のための水曜パスポートというやつ。
いや、しばらく前から、黒木瞳さんが黒いネズミの耳をつけているビジュアルを何回か目にしていたのであるが、それがおばちゃん狙いのパスポートの宣伝であるとは気づかなかった。
「水曜日限定というのがあざとい。フルタイムで働いていない主婦は、たいてい週の半ばに休みをはさんで仕事をしている。それが読まれている」「子どもたちはもう、親とは一緒に行ってくれない。じゃあ、これって、おばさんグループに来てもらって、ここでランチをしてねってこと?」「水曜に行くと、こういうおばさんグループでいっぱいってこと?」などと言いながら、食事をしていた。
確かに、「住宅ローンに教育費、親の介護や老後の心配など考えると大変」と言いながらも、少し働いたお金でお小遣いを確保していて融通がきくのは、子育てが7~8割終了の45歳以上という年代である。足腰もいかれていないし、介護にもまだ間もあるという感じ。
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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
「本のシャワーにさらす肌」
http://biwa.blogtribe.org/を、
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