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【No.1113】夢をひとつだけ叶えてあげる(2)…12月13~21日


クリスマスにこじゃれた一皿でも用意できれば…と、レシピ目当てで出かけて行ったのだが、石鍋シェフは話がとても上手。料理の手順を説明しながら、しばらく待つことが必要な間にちょっとしたトピックスを織り交ぜて穏やかに話す。終始にこにこ穏やかに微笑んでいるのもいい。

もっとも、料理のレシピならば、こちらのクイーンアリスのHPに、ご家庭向けとしていくつか紹介がある。これも石鍋氏が力を入れる食育活動の1つ。
クイーンアリスというとバブルの象徴のようなイメージがあったが、食育という柱を得て、うまく事業転換を図ったと思う。私も自由になるお金があり余っていたようなころ、女友だちと行ったことがある。
つい最近は、クイーンアリスのプロデュースということで、野菜にこだわったBOBOSという品川アトレに入っている店に行った。PTAのママランチである。
最初に設定する会なので、予算を押さえめにしたいと思った。どの家庭でも子どもにかかるお金をやりくりしながら家族の楽しみ、母親の楽しみに使うお金を割いているので、楽しみに集まろうという会で、3000円やら5000円やら費用負担が大きくなるのは良くない。ここまで不況が問題化する前の10月初旬であったが、いろいろな人と末長いお付き合いをするのに気軽に集まれる設定を考え、お店はよく話をする機会があるママに教えてもらって決めた。

石鍋シェフの話には、いくつか心に留まったことがある。会の性質上、内容は家庭における食育にプラスになることが中心であった。
まず、当り前のことなのだが忘れられがちなこととして、芋やかぼちゃはしばらく置いておくと熟成して旨味が増すということ。
試食で振る舞われた「ほっとけ栗たん」という銘柄のかぼちゃは、名前の通り栗のような甘みがあった。ポタージュスープに調理されていたが、プリンのような菓子のように思えるほど……。この材料は9月24日に農研機構からシェフのところへ届いたそうなのだが、それから2ヶ月弱寝かしておいたそうだ。
宅配や買い出しで入手した材料はとりあえず冷蔵庫に入れておいて、その週のうちに食べてしまうというような計画消費を私はしている。野菜や果物のなかには冷蔵が良くないものもあるのは知っているが、保管をどうするかを考える前に、食べることになってしまう。貯蔵にまで手間はかけられないという現状がある。

芋やかぼちゃは素材そのものがおいしいのであるから、昔はシンプルに「ふかし芋」「焼き芋」をおやつにしていた。だが、最近では、そういう食べ方だと手が汚れてしまうというので嫌がられるようなところがある。そういうスポイルが良いのかという問題提起があった。これにも思い当たる節が大いにある。
カフェやレストランのようにして家族に食べてもらうのが良いことだという思い込みを確かに否定できない。
昔ならば、食卓に醤油や味の素、塩、こしょうなどが並んでいた。また、冷蔵庫からソース、ケチャップ、マヨネーズを出してお好みで食べてもらうという食のスタイルがあった。
しかし、カフェやレストランを目指すならば、この味で食べてほしいという調理を完成させたところで盛り付けがされる。「ハレ」「よそ行き」を目指す食卓は、食べる人が自分の裁量で味加減を行うという思考や味覚の訓練を奪ってしまう。
ケーキや和菓子を、その辺に置いてある白い紙にのせて食べるという家族らしい間に合わせも消えている。うちではそうだ。箱入りのビスケットや袋入りのおかきをそのまま食べるということはしても……。何で間に合わせて食べるか、そんなことでも子どもに知恵をつけさせるチャンスはあるのかもしれない。

ただ、どのようにして食べるかというマナーに関しては、フランス風の厳しさということについて石鍋シェフも触れていた。
<この項つづく>
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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
「本のシャワーにさらす肌」
http://biwa.blogtribe.org/を、
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