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【No.1112】夢をひとつだけ叶えてあげる(1)…12月13日

井上陽水の「五月の別れ」というヒット曲に、
♪星の降る暗がりで レタスの芽がめばえて 眠りから醒めながら夢をひとつだけ あなたに叶えてあげる♪(写しちゃまずいかな、やはり。JARSACに断らないとダメ?←でも、ここ、私しか見ていないブログですから…とか何とかごまかしておこう)
というくだりがある。

「レタス」をああも美しいメロディーに乗せてしまえるのは、そしてそれをああも素晴らしい声で歌えてしまえるのは陽水の天才であるがゆえんなのだが、星夜のレタス畑――童話の世界のようにファンタジックですよね。

「寒締めホウレンソウ」という野菜がある。
画像はこちらで見てください。「寒次郎」というユニークなキャラクターもいる(奈良の「せんと」くんといい勝負)。
クイーンズ伊勢丹に置いてあるのが気になっていながらまだ買っていなかったのだが、それがどうできるのかを今日知った。
ホウレンソウには夏ホウレンソウと冬ホウレンソウがあるが、寒締めホウレンソウは東北地方の寒さを利用して栽培される。
あまり寒いと、ホウレンソウが自分の体の水分が凍ってはいけないと思って、体の水分を出し、きゅっと体を縮めるというのだ。
雪がかからないように温室での栽培のようだが、その体を縮める音が、星の降る夜にささやくように響いていそうではないか。陽水の歌詞のようにファンタジックである。

この話をどこで聞いたかというと、独立行政法人の農研機構という「食料・農業・農村」に関する研究機構があり、そこが渋谷のシダックスホールでアグリサイエンスセミナーというのを開催したのだ。ちなみにシダックスというのは、社員食堂や病院食堂などを運営する会社ですね。
はがきで応募すれば抽選の上ご招待だというので、試しに出してみたら当たった。
まずは、クイーンアリスのオーナーシェフ石鍋裕氏がクリスマス料理を教えてくれるというプログラムの1つに「そりゃあいい」と目が行った。他にもお芋を使ったケーキをパティシエが教えてくれるというような内容なので、面白そうだと出かけていったのだ。

そうしたら、私から4メートル弱先のところで(間に障害物なし)、日本のフランス料理界トップに立つ石鍋氏がピーラーでジャガイモの皮をむき、輪切りにして「フランス風ジャガイモのグラタン」を作るという実に信じ難い幸運な1日となったのである。
今は亡き長新太先生のアトリエで、先生が私を前にして「じゃあ、ちょっと待ってね。ここに今、手を入れちゃうから」と絵を描き始めたことがあり、思わず「すごい。長新太が絵を描いている」と口にしてしまったのだが、技術水準が最高峰にある人が目の前で手を動かすというすごい体験の二度めでえらく興奮した(細かいことを入れれば、武道館の2列目でイエスの演奏を聴いたとか、同じような近さで勝新太郎の芝居を観たもろもろもあるけれど)。

おまけに、あまり深く考えずに行ったのだが、実に様々な料理の試食ができた。
石鍋氏レシピのそのグラタンと「クリスマスのライスボール」「ほっとけ栗たんのおいしいポタージュ」、それに農研機構で開発された野菜他を使ったいろいろなお料理――茨城産のレンコンや野菜たっぷりの「レンコン鶏団子鍋」、中目黒の野菜ケーキ専門店パティスリーポタジエの「インカのめざめ(芋の名)パイタルト」、赤米入りごはんに紅何とかというサツマイモのふかし芋。高知産の麦茶ペットボトルももらった。

今年2008年は国際サンゴ年でもあるが、「国際イモ年」でもあるらしい。食べてきたばかりではなく、野菜を中心とした食材についての情報をたくさん聞いて、食育を受けてきたのである。
<この項つづく>
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中村びわ

Author:中村びわ
2004年から2011年まで書いてきた
「本のシャワーにさらす肌」
http://biwa.blogtribe.org/を、
こちらに引き継ぎます。

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