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【No.1104】LAST ALL SUMMER LONG…11月18日

<追加貼付11/26>
『ハローサマー、グッドバイ』について紹介を書きながら、何でSFには「夏」を封じ込めたいという欲に基づく内容が多いのか、そのために時が凍結されるという展開が多いのかをちょっと考えていて、
・1957年原書発行-ハインライン『夏への扉』(ハヤカワ文庫)
・1975年-コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』
・1976年発表-プリースト『限りなき夏』(国書刊行会)
・1979年-クロウリー『エンジンサマー』(福武書店)
というように挙げてみたのだが、今読んでいる映画「A.I.」の原作も『スーパートイズ/いつまでもつづく夏』なんですよね。

ここにはない『エンジンサマー』は、もうすぐなのか扶桑社文庫で改訳復刊だそうで、そのカバーがどういうものになるのかが気になっている。写真にあるように、福武書店の上製本のカバー、きれいでいいですよね。

ところで、木村晋介氏というのはテレビ出演も多く有名な弁護士らしいのに私は知らなくてすいませんなのだが、

こんな本があり、『夏への扉』も俎上に上げられていた。

基本は、有名ミステリーが法律家の目から見てきちんと書けているかどうかのコキおろしなのだけれども、恋愛小説やSF小説、日本文学の古典なども対象になっている。『本の雑誌』という雑誌に連載された記事なので、ジャンル外も網羅する展開になったのだろう。
松本清張『黒革の手帖』、横溝正史『犬神家の一族』、森村誠一『人間の証明』、アガサ・クリスティー『そして誰もいなくなった』など売れに売れて人気の高いミステリー定番もボロクソにやられている。
コキおろすところがない本については、「完敗」と白旗を掲げている。作品の価値がどうかということばかりでなく、法的に見たときに瑕疵があるかないかなので、「読み」の個性・独自性というものの面白さに気づかされる。

『夏への扉』は、11歳の少女と結婚することになるというストーリー展開に絡めて、それが法律的にはどれほど重い罪かという切り口から書いていて、最終的には作品についてどうのこうのというより、30年後の世界に自分が送り込まれたらどうかという著者自身の話で煙に巻いている。
まあ、この本はこの本でいいんじゃないでしょうか。
そうそう、余計な話だが、『キムラ弁護士、ミステリーにケンカを売る』のなかで、今気になる『チーム・パチスタの栄光』について触れた文章がある。そこで、「厚労省」が「厚労賞」になってしまっていて、カクッときた。
ここも誤字や事実誤認が多いweblogであり、気がついたときに「恥ずかし~」と思いながら、直せるものはなるべく直しているけれども、「ケンカを売る」場合は校正もしっかりやった方がいいのかなと思った。

[追記]厚労省、大忙し。
年金問題、元厚生省幹部殺人事件、周産期医療の問題、私学学生の大麻事件……。
舛添氏は確かに「功労賞」かもしれんなあ。
年金の通知をもらったときに、転職で生じた隙間の国民年金未払い期間の確認で電話をかけたら、結構すぐにつながってしかるべき確認ができた。「つながらない」という話を聞いた後だったが、おそらく苦情に対応したのではないかと思えた。
ただ、電話に出たのは臨時雇いで急きょ研修を受けた人っぽい。ゆっくり自信を持って話してくれりゃいいのに、相手を怒らせないよう、びびりながらの対応で、仕方ないと言えば仕方なく……。
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中村びわ

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2004年から2011年まで書いてきた
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